高橋大希 IT系営業×ラテン人

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2014年卒。早稲田大学社会科学部出身。

2014年にウィルゲートに入社。2018年現在新規営業組織のマネージャーに従事。

 

 ■何を仕事にしたいか分からなかった就活時代

社会に出て何がやりたいか?を明確に描いていなかった
元々、何がやりたい、というのが軸としてなかったので、
最初の就職活動はかなりボヤーっとスタートしてしまいました。

なんとなくでやっていた就職活動ではありましたが内定はもらえました。
ただ、「採用理由を正直に教えてください!」と言ったときにノリだよノリ!
と言われた時にちょっと違和感がありました。

たしかに体育会系のノリで頑張ることはできただろうけど、
この組織に入って自分がやっていくイメージがあまり明確に持てずにいました。
自分に向き合ってもらえている実感がない会社で人生の長い時間を過ごす、という判断をしていいものか、、、、

そこで内定を辞退して、就職留年することを決意しました。


■「組織、チームとして上を目指す」

競技ダンス部で「組織、チームとして上を目指す」ということの面白さや一人では感じられない達成感を知りました。
大学に入るまでは本気で「全国優勝を目指す!」なんて目標を掲げる部活にいたことがなかったのもあって、
本気で目標に向かっている競技ダンス部はかなり刺激的でした。
(まぁ、最初に入ったきっかけは綺麗な先輩と踊ってもらえる、とかでしたが、、、w)

難しい目標に向かって、チームメンバーを熱く気持ちで引っ張っていく先輩方の背中を見て、熱くなれるチームで自分も熱く熱狂していくことが将来のビジョンになりました。
自分自身がどうしたい、というより所属するチームのビジョンですが、これが今も自分の指針になっています。

 

人間性を見てくれた会社に誠意を

再チャレンジとなった就職活動は比較的順調にいき、6社ほど内定をいただきました。
事業ドメインとしては、これからの発展性を考えて「IT」としました。

もう一つは「人」。
熱くなれるチームかどうかの重要な要因だと考えていたからです。

今の会社に決めたのは、他の会社が「とにかくおいでよ」という猛プッシュだったのに対して、
「君はどうしたいのか」、と中立的に自社利益ではなく、自分のWillを尊重してくれました。

これは、こっちも誠意を見せていこう!と腹をくくって、
最終面接のときに全ての内定を蹴って挑みました。
人事担当の方は「落ちちゃったらどうするの!?」とビックリしてましたけど。

■知らない業界でも共感できる理念があれば

大学時代は特にIT系に詳しくなかったのですが、
会社に入ってから違和感がある、ということは特にありませんでした。

目指す世界観に対して事業がある、という会社の考え方なのですんなり入れたのかもしれません。

IT業界は流れが速いので知識が元々あったとしても勉強しなきゃついていけないですし、
逆に後発でも最新の知識をしっかり勉強すれば問題ない、ということも性質ということもあります。

 

■営業職としての挫折 そこから、営業ナンバー1へ

業種としての違和感はありませんでしたが、
営業職としては、、、本当に挫折からはじまりました。

インターンも通じて新卒の半年までの1年半は本当にひどい成績でした。
目標比 8%、、、 8%はなかなかショッキングな数字です。
別に同期に比べて目標を盛られていた、とかではありません。

いわゆる、営業としてのベーススキルが壊滅的になかったのです。
滑舌も悪く、緊張しいで何を言っているか分からない。
ただただ、元気だけが取り柄、という状態でした。

つらい、やめようとは思わなかったですが、申し訳ない気持ちが強かったです。
上司はこんな状態でも信じて励まし続けてくれていました。

どうしたら、いいか。考え抜いて2つの軸を持ちました。

①お客様のことを考え続けること
お客様のためになってるのか?これは先輩からも問われ続けた質問です。
売り上げを上げるための提案ではなく、お客様のための提案を、とそこをぶらさずに持つことを徹底しました。

②勉強し続けること
自分自身が本当にこの領域でのプロとして対峙できるように社内の誰よりも勉強しました。
始発で出社して勉強する日々で、自信をつけていきました。

結果的に、この後の下半期で目標を大幅達成をすることができました

自分にできない営業力を磨くのではなく、できることを見据えてしっかりと着実に積み上げることで達成しました。
勉強して知識量を増やして、自信をもってお客様に対して提案できるようになって、
自然と結果が出た経験は、今も自分の大きな軸になっています。

■今の現役学生に向けて

キャリアの見方としてはどういう企業で働くか、というよりは
どういう想いをもって働くか、が重要ではないでしょうか。

ともすれば、企業の知名度とか環境に目が行ってしまい、仕事そのものを見ずに決めてしまいがちです。

どういう人生を歩みたいのか、しっかり考えてみて、
そこにマッチするような生き方を選ぶ。
そのための仕事選びを心がけてみてください!